貧乏女優の舞台裏

根本陽子のブログ:芝居のこと・日々のこと・相棒のインコのこと。。。

  不思議な子だなぁ




さて、今朝は久しぶりの 「鳥カゴ丸洗い & 日向ぼっこデー」

本番まで一ヶ月ちょっとしかないという焦りの中、ひたすらパソコンと紙と格闘する日々…。
ここ数日は、天気も良かったのに ぴぃさん の日向ぼっこはずっとお預け状態。 あぁ、あと洗濯も。。。
台本がやっと形になってきて、納得いく方向性が見えてきたので、これまでの陰鬱なモードからちょっと元気になった、という飼い主の都合で、朝から無理やり日向ぼっこ。 あぁ、あと洗濯も (^^!)

もともと、日向ぼっこがあんまり好きじゃないんですよね、ぴぃさん は。 インドア派っスから。 でも、飼い主同様、久しぶりの気分転換になったのかな。 いつもよりは素直にお陽様浴びてくれてます。

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台本は、文学としての文字から、どうしたら演劇的になるのかとの格闘なワケですが… それをさらに稽古で立体的、重層的にしていくワケで…
東京でロビンと一緒に土台をつくり、週末に前橋へ行って向こうのメンバーと稽古します。 あぁ…時間が…足りるわけねぇっ! とほほ。。。無理を承知で、やるしかないのだが、、、、、、、、、、
綱渡りだ。

今回は、自分の書いたぴぃの物語と、萩原朔太郎の詩と書簡、夢枕獏の「腐りゆく天使」の一部が混在します。 どうイメージをつなげていったらいいのか、脳みそをなんとか立体的にしよう、というわけであの手この手で、パソコン部屋はエライ事に。 あちこち張り巡らせたテープに、いろんなもの、ぶらさがってます (笑) 

ここ二週間ほどは、パソコンかちゃかちゃやっていると、どんな夜中だろうと、電気を消して覆いをしてあろうと、ぴぃさん はカゴを抜け出してきて、隣の部屋からトコトコやってくる。

ぴぃさん の心の中を文章にしてる最中に必死に這い登ってくるこの子の顔を眺めていると、どうにも不思議な気がします。 で、もって、そういう作業をしている最中に、アタシの顔を見るためだけにトコトコやってくる ぴぃさん がもっと不思議です。

何か感じてるのかな? 助けてくれようとしてるのかな・・・? まさに、コンパニオンバード ! だね (^^) キミのおかげで、一つ作品が生まれようとしているヨ。 ありがとね、ぴぃ。

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| セキセイインコ | 11:04 AM | comments (0) | trackback (0) |




  焦点を定める


ジャーナリストの筑紫さんの訃報に、ショックともいえる寂しさを感じてる。

(また、一人、自分の前を歩いてくれていた師匠が、消えてしまった) そんな寂しさ。
日本の 「報道」 は、これからどうなっちゃうんだろう、っていう怖さも。

人生の “師” となってくれる人たちはイツだって、私が迷ったり、岐路に立ったりして立ち止まってしまうときに、道を指し示してくれたり、背中を押してくれたり、エネルギーをくれる。 いつだって私の前を歩いてくれている。

けど、当たり前のように前を歩いてくれていた人たちとの 「死による別れ」 は、私に “自立” を迫る。 否応なし、だ。
甘えん坊の私は、不安にさいなまれる。

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けど、一歩でも半歩でも、前に進まなけりゃな…。 私はその半歩に何年もかかったりするけれど。 「風の谷のナウシカ」 の最後のセリフを借りれば、 「生きねば…」 という想いだ。

News23、3月28日の多事争論 「変わらぬもの」 の中で、筑紫さんが言ってます。

「1つの方向に流れやすいこの国の中で」 「少数派であることを恐れないこと」

ここ数日、次回の芝居のキャッチフレーズを捻りだすのにひたすら時間を費やしてた。 たった数行のフレーズ。 でもその作業は、芝居の、自分が生きていくための、“焦点を定める” ためのものだ。 それが、自分の中の “核” になる。

詩人 「萩原朔太郎」 をモチーフに芝居を創ります。 はぃ、 間違いなく少数派の芝居になるでしょう (^^)

朔太郎 「言葉や詩といふものが、いったいどれだけの人を救ふことができるかは疑問だが、場合によっては、それを書く本人ひとりだけは救ふこともあるのだ」

というわけで、以下 「前橋演劇祭2009」 のお知らせです。 ポスター、チラシ等は前橋市が製作なので、手元に入り次第、改めて告知いたします。

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<隙間企画>(前橋市) × <劇団アンゲルス>(金沢市)
「飛べない鳥」
原作=萩原朔太郎、 夢枕獏 <腐りゆく天使>より

台本・演出= 根本 陽子、 藤沢 祐子

 ひとりの“詩人”がいた <SA-KU-TA-RO>
 その詩人の脳みその中には怪物が棲喰ってる

 一羽の飛べない鳥がいる
 名まえは <ぴぃ>


どこにでもありそうな、かわいらしい小鳥のエピソード。
脳みそに怪物が棲喰った詩人の、静かなる言葉が交錯するとき、
他愛もない日常の中の漠然とした不安が、孤独が、
『にょろり』 と怪物へと姿を変える。



1月10日(土) 19:00~、 11日(日) 13:30~
★会場:群馬県生涯学習センター 多目的ホール(群馬県前橋市文京町2-20-22)

出演= 藤沢 祐子、 堀川 由佳、 谷津 早苗、 鈴木 順子、 根本 陽子
音楽= 井ノ上 孝浩、 藤沢 祐子
総合芸術監督= 岡井 直道 (劇団アンゲルス)
制作= 大島 政昭 
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ロビンの あいでぁ で、 オイラの愛鳥 <ぴぃ> さんが登場することになっちゃいマスた。
私が 「いつか絵本にしよう…」 なんて思いながらブログ用に書いた 「小さな声」 が元になってます。 乞うご期待!! 


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| 舞台裏:日々のこと | 12:11 AM | comments (0) | trackback (0) |




  あたらしいおもちゃ


先日、ぴぃさんのゴハンをネットで注文。
「送料無料まであと○○円」につられて、オモチャを買ってみた。



余談ですが…セキセイインコ一羽のゴハン代なんてタカがしれてマス。 「5千円以上は送料無料」 まで買い物するのは至難の業(笑)
なので、最近は、バイト先のオトモラチと共同購入することが多いデス。 


はぃはい・・・わかってはおりましたともさ。 どうせ、遊んでくれるわきゃぁナイんデス。 カレの興味はあくまで人間、ですから・・・。

早く、手に乗り換えたくて目が泳いでますな。。。 またしても飼い主の自己満足で終わってしまった、鳥用おもちゃ。


| セキセイインコ | 05:18 PM | comments (2) | trackback (0) |




  帰ってきました・モスクワ公演



遅くなりましたが、ご報告。
<劇団アンゲルス>のメンバーとして、モスクワ行ってました。


モスクワの郊外にある、お菓子で出来たお城のような可愛らしい劇場 <Theater OGNIVO オグニボ劇場>で、行われた、国際人形劇フェスティバルに招聘されて、下條世津子の一人芝居 「牡蠣(かき)」 原作=A・チェーホフ を上演してきました。

 
今回は、演出の岡井さん、出演のアトムちゃん(下條)、作曲・生演奏の 「ぬけあな」 (タカヒロ&ロビン)、字幕映像のアタシ、と総勢5人の嘗てない小規模ツアー。

ナンデ、<アンゲルス> がニンギョウゲキ? というところですが、舞台にずぅっと、えもん掛けにコートを引っ掛けて仮面と帽子を被ってるだけ、というお父ちゃんが出ているのデス。 だから人形劇。 あはは。

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予算の問題もありますからねぇ・・・通訳は同行してまっせん。 英語はほとんど通じない彼(か)の国での珍道中となりました。 でも何とかなるもんですな。

空港に着いたはいいが、それからどうするのか? 自分たちの公演日は分かってるケド、他のことは全くわかってましぇーん。 でも、全員が

(どうにかなるんじゃねぇ~)

と全く動じてないところがおかしい。 これも、経験の賜物? (笑) いつの間にか、メンバー全員ラテン系になってます。

日本での公演と違って、どれだけ段取り組もうが、どれだけスケジュールを立てようが、現場で、その通りに進むことは絶対ないっ! というのが身に染みてるから、ですかねぇ・・・。 その場その場で、最良の知恵を絞りだして行動する! しかないんどすワ・・・。

オグニボ劇場の女優さんで、私たちの世話をしてくれたELENAちゃんは、一ヶ月必死に英語を勉強したようです。 (それでも私たちより英語うまいな…涙) 彼女のつたない英語の方が、ペラペラ英語出来ちゃう人よりもコミュニケーション取りやすい。 何せ、時制も慣用句もすっとばして、お互い 「わたし・したい・これ」 だから(笑) かえって相手の言いたいことを想像しやすい。 誤解も勘違いも山ほどあったけど。 あはは~


フランスからのフェスティバル参加者・ロシア人のイヴァンさんはルーマニア語が出来るので、助かったし、トルコのプロデューサーは英語ペラペラでロシア語もOKっぽいし。 イランからの教授も堪能とはいかないまでも英語ちょっとは話すし…と、各国からフェスティバルに集まっていた人たちが、助けてくれる。 そして不思議とコミュニケーションが取れていく。 面白いです。 脳みそは疲れるケド。

今回は、ホテルも劇場も、交通上不便な場所にあったので、大型バスで送り迎え。 ということは、フェスティバル期間中、ずっと劇場に缶詰状態。
なので、イヤでも一日3、4本ある各国からの芝居を観まくり、です。

我々が持っていった芝居は他のものと比べると、かなり異彩を放つものであったので、どうなるかと思いきや・・・終わったあとは、予想以上に反響が大きかったようで。。。 特に、演出の岡井さんは、これまでの海外公演とは違う手応えを感じていたようです。 この先、サハリン、ウクライナ、イラン、トルコ、ベラルーシ、フランス・・・これらのどこかとまた繋がって仕事をすることがあるかもしれないっすね・・・。

ロシアに最初訪れたのは、92年。モスクワ芸術座で 「かもめ」 のニーナを演じたとき。その頃とは全然違う様相のモスクワでした。 オグニボ劇場で立ち働いている俳優たちは、俳優としての仕事だけじゃなくて、照明も制作も舞台のことも何でもやる。 日本の我々の感覚ととっても近い。 それぞれの専門職できっちりやる仕事が分かれている (ある意味、融通がきかない・笑) というイメージを覆されて、陽気で、小気味よいまでの見事な働きぶりだったし、彼らの劇場の人形劇は、日本でよく見ていた 「人形劇」 という概念を覆された、センス良い大人の芝居だったし、などなど今回の旅で、わたし自身が得たことはきっと山のようにあったのでしょうが、まだ全部を整理しきれていません。 そのうちまた報告できることが書けるかもしれない。

いまは、準備が全然出来てない、来年一月の 「前場演劇祭」 に向けて、ケツに火がついちゃったヤバイヤバイ時期に突入したところです。

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さて、夏には一ヶ月、飼い主がやっと帰ってきたと思ったら、またまた預けられちゃって、というかわいそうな愛鳥ぴぃさん。



お迎えに行ったとたん、換羽中のしんどさにもメゲず、愛のぴょんぴょん飛びと、大量の吐き戻しで

「ドコさ行ってただぁっ!(T^T)」

と抗議と愛情を必死で表現してマスた。

はぃはぃ・・・申し訳なかったね・・・オイラも淋しかったんだよー。元気で居てくれてどれだけホッとしたことか。
しばらくは、また一緒にいられますよ。。。 ぴぃさん (^^)

ぴぃさんの映像はハイビジョンなんですけど…エンコードの問題ですかねぇ…画質、、、、悪っ! こりゃ研究だな…


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| 舞台裏:日々のこと | 03:03 AM | comments (0) | trackback (0) |