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「奇蹟の人」旅日記

東松山市→東京


7/10

 朝、電話で起こされる。時計をみたら出発時間を過ぎている。あちゃー、やってしまった。「奇蹟の人」の旅公演が始まって以来、初の寝坊。それも朝開演の日に。へたに節制していたのがまずかった。小出しにやっとかないと一気にドカンとくる、といういい見本です。

とりあえず服をきて、大慌てで部屋中に散らかった荷物を鞄に詰め込んで、パソコンのコードを巻くのももどかしく、部屋を飛び出し、バスに乗り込む。バスの中では夕べの三人は共にぐったり・・・・。今日は朝開演なの。でも世界はまだ回ってるの。そして、バスの中では皆さまにはあやまりつづけてるの。

二日酔いにはまだなってない、その手前。でも不思議と熟睡していたようで、顔は妙にすっきりしてるし、普段よりやたら声が楽にでるし、響く。変なもんです。

さて、芝居がはじまって・・・暗転になると一気に世界に上下がなくなる。二幕が始まる前、スタンバっている袖で、シュウちゃんが横たわっている。
「ネモトさん、よくやれるね。」
「バカモン! 必死やっちゅうねん!」
それからが更につらさ倍増。やっと二日酔い状態になってきたもんだから、頭は痛くなってくるし、気持ち悪くなってくるし。が、しかし、ここでとちったり、へんな? 芝居をしようもんなら、なにを言われるかわかったもんじゃない、ので、もう必死です。そのおかげか、今までで一番いい芝居だったかも、ね、たぶん。そう思いたい。

終わって、バラシて移動。サービスエリアでお昼休憩。しかし、全然食べたくない。劇団に着いたのが3時半。さらなる肉体労働が待っていた。トラックの荷物をおろして、倉庫に入っている別の芝居の道具をだして、大稽古場を片づけて、うんぬんかんぬん。3時間ほどの労働。そのあと、教室生が一学期終了のパーティーとやらをやることになっていて、顔だけ出したら、
「ビールがいいですか?」
「いや、ビールは今日はちょっと・・・・」
「あ、じゃあ、焼酎がいいですか?」
「いや、焼酎は・・」
「あー古酒、ありますよ、25度のやつ。」
いや、だから、なんでどんどん強いお酒になっていくの。

結局、一口だけビールをのんで、教室生がつくったおつまみを少しつまんで、お先に失礼してきた。

春旅、最後の日。とってもしんどい一日でした。あーまだ、内臓が・・・・・。

ということで、秋まで旅日記はおやすみです。
 



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