「奇蹟の人」旅日記

熊本→佐賀県神崎郡


10/27

 朝8時50分出発。9時学校入り。夕べの続き。

 開演13時40分。終演15時55分。すぐバラシ。今日は移動して、また仕込みがある。私は座談会に出席。この学校は男子校。もちろん出席している生徒も男の子ばっかり。いろんな質問や感想がとぶ。

 体育館のバラシは約2時間。座談会に出席していた生徒も荷積みを手伝ってくれている。6時に学校を出発して、夜8時に佐賀県神埼郡に着く。神崎町中央公民館!!。比較的新しい公民館なのだが、これがまた大変なところだった。

 行ってみると警備員のおじさんが一人だけしかいない。芝居をやることなど余りないのだろう。仕込みをはじめると壊されると思っているのか、あたふたと大慌て。責任者がいないから仕込みをしては困る、ってなことを言い出す始末。急きょ呼び出された管理の人がやってくる。でも、この人も、仕込みの事はなにも分かっていない人。気持ちよくお酒を飲んでいるところを呼び出されてよけいご機嫌が悪いのでしょうか。手に負えない。この管理人の口癖は「ここはみんなの公民館です。」この言葉そっくりそのままお返ししたい。

 こういう比較的新しい公民館のようなところは、見た目は立派そうに見えても設備は全然お話にならないことが多い。外側ばっかりにお金をかけてるという感じ。とくに照明関係などは。機材のほとんどは我々がもってきている物を使わざるおえない。今回は「電源は取らせない」と言い出した。「容量が足りないから、もし電源が落ちたときに責任を取ってくれるのか! ここはみんなの公民館だ!」「????・・・・・。」水銀灯の数を数えただけでも容量があるはずなのは想像がつく。でも、何かあったときに困るから、と使わせない。その何かっていうのが、その責任者も具体的に分かっている訳じゃない。とにかく「何かあったら」とだけしか言わない。事前に仕込み図を送ってあってどういう仕込みをするのかは知らせてある。無理だったらそのときに言えばいい。仕込み図を見てもなんのことか分からないのだろう。その道のエキスパートがいなくて、ただ管理するだけの人間が劇場というのを理解せず文句をいう。困ったもんだ。こちとら、日本国中いろんな小屋でやってきてるんだい。あんたより経験は豊富だぜ。

 学校の先生から聞いた話では、この会館の人が心配しているのは、「照明など元通りになるのか、ここの機材をもって帰ったりしないか」ということらしい。そんな心配するなら貸し出しなんかしなければいいし、きちんと小屋付きの人間を雇って見張らせりゃあいい。ばからしい。呆れて文句を言う気もしなくなる。

 結局、電源車を手配しなければいけなくなる。あー今日もトラブル。

 10時過ぎに宿に着く。比較的新しい保養所なのか、大浴場は綺麗でちょうどいい温度のお湯。11時半までに入らなくてはいけなかったので余りゆっくり浸かれなかったけど、満足。12時半頃には睡魔に負けて布団に潜り込む。



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