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「奇蹟の人」旅日記(今日はオフ)

鹿児島市


11/8

 10時半に起きる。Mac君をひろげてしばらく日記などをつける。12時20分ホテルをでて、天文館へ。

映画館をさがす。「コン・エアー」と「もののけ姫」の2本。ニコラス・ケイジはかっこいいです。「もののけ姫」は、音響が余りよくない映画館だったのが残念。宮崎駿ファンの私は何年も前から待ちわびていた作品でした。相当面白いかったです。

 私の周りの人で、ラストがよくないとかいっている人もいました。「結論づけていない。宮崎駿は逃げてる。」というようなことらしい。

 以前「風の谷のナウシカ」の最終巻が出版されたとき、新聞に宮崎駿のインタビュー記事が載っていましたが、「演劇の世界なんかより、よっぽど先をいっている。」という印象を受けた内容でした。いままで世界は、いいか悪いか、光か闇か、清か濁か、という風に物事を当てはめて安心していた、ように思います。清潔で便利なものは正しくて、汚くて、非効率なものは排除される。ベルリンの壁の崩壊、ソビエト連邦の社会主義体制の崩壊、などなど。80年代90年代を生きていく中で宮崎さんはマルクス主義を捨てようと決心したようです。うろ覚えなので、細部はあっていないと思いますが、「かといって、それみたことかという現実主義の軍門に下る気もない。宗教的な観点でもない、あくまでナウシカは近代合理主義で書いた。」といってました。ナウシカの最後のほうで、「お前は危険な匂いがする。お前は闇だ。」「ちがう、いのちは闇のなかのまたたく光だ。」「おもしろいぞ、おまえは破壊と慈悲の混沌だ。」というようなせりふが書かれています。今回の「もののけ姫」も自然が”聖”で、人間の物質文明が”悪”だとは言っていない。でも、それは「逃げ」なのか。私はやはりそうは思えない。ぎりぎりのところで生きていく、生きねば・・・。という宮崎駿の答えがあると思う。生きていかねばならない、ではなく生きねば・・・・。 理屈はともかく双方のキャラクターが魅力的なのがいい。いかにも悪い奴、いかにもいい奴はつまらない。

 夕御飯はイタリア料理屋で、スパゲッティー「ジェノベーゼ」、サラダとスープ。ワインはフルボトルを注文したら、ハーフボトルがきた。ずいぶんちいさいなあと思いながらしばらくして、「あの、これってフルボトルですか?」と聞いたら、やはり間違えていたようで、ハーフボトルの半額で600円にしてくれました。こっちが悪いわけではないけど、なんだか気まずいなあ。スパゲッティーはとてもおいしかった。ゲーセンに久しぶりに行ったりして、のんびり休日を過ごしました。

 今日こそは公衆電話に出掛けていってHPの更新をします。パソコンのバッテリーが心配。こういうときは携帯電話があったらなあと思います。でも、手に入れても維持費が・・・・・・。



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