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「奇蹟の人」旅日記

福岡県博多市→熊本県熊本市


11/11

 朝、8時20分ホテル出発。地下鉄で会館まで移動。仕込み開始9時。13時開演、終演15時15分。

 バラシてすぐ移動。19時、熊本西高校着。さて、これから2階の体育館仕込み。体育館の2階というのは民家の感覚でいえば3階くらいの高さがある。生徒の手伝いがあるはずだったのだが、「時間が遅い」ということで今日になって手伝いなし!ということになってしまった。ずっと前から分かっていた事だろうが! 

 芝居の仕込みがこんな大がかりな物とは思っていなかったようで、真新しい体育館を傷つけられやしないかと、残っていた先生達が大騒ぎ。(99年の国体で、会場として使われるらしい)体育の先生はどうやら体育館の管理もかねているらしくて思いっきり不機嫌。その間に挟まれて、芸術担当の先生はおろおろ。 

 今回はそんなに悪い印象で先生達を見ていたわけではないのだけど、学校によってはキレそうになる事がよくあります。担当の先生は理解があっても、他の先生がどうしようもなくて、タダの行事としか思っていない場合もあるし、面倒な係を押しつけられてうんざりしてるという芸術担当の先生もいたりする。

 わたし達が、芝居を学校に持っていくとき、あるプライドがあります。とくに、「芝居を買ってやったんだから君たちが全部準備しなさい。荷物も君たちで全部運びなさい。後かたづけもわたし達は手伝いませんよ。」みたいな態度でいる先生達に対しては。そういう教師ばっかりいる学校の雰囲気は生徒にも伝染します。わたしは「荷物を運ばせたり、舞台をつくっている様子を生徒が見ていたり・・・。ただ芝居を見るだけじゃなくて、一緒に舞台をつくるという経験をすることは、つまらない授業を聴いているよりよっぽどまし。学校がおもろないから、わざわざうちらが来てやってるんだぞ。」と思っている。

 しかし、2階まで、実働15人で荷物をあげるのは正直つらいです。すでに、「舞台を仕込んで本番、バラシ」というのをしてきている。普通なら、それが一日の仕事量なわけで・・・・・。ところがさらに9トン分の荷物・・・・・。さすがに始まって一時間もしたら、下半身が笑っておりました。以前膝を痛めている身としては、フウー・・・・(-.-)y-.。o○

 「なんか今日は11時くらいまでやるそうですよ。」「えっ、かんべんしてくださいよ。」「なんで一から舞台を作っているんだろう。体育館の舞台を使えばいいのに・・・。」てな会話をしている先生もいたようで。やっぱり、芝居なんて片手間でやれるもんだ、と思っている人もたくさんいるということか・・・・。おもしろがって仕込みに付き合っている先生もいたことは事実なんですけどね。

 荷おろしが終わってから一度休憩を取って、照明のバトンをあげる直前までで今日は終わりにする。学校を出たのが11時少し前。

 疲れすぎると神経の方がたってしまうので、ばたんと寝るわけには行かなくなる。宿は「松閣」。例の「埼養軒」にいって餃子とラーメンとビールと焼酎のお湯割り。芝居のことでいろいろと溜まっていることもあったりして、早く帰って寝ればいいのに1時半近くまで。気がついたらマスターも飲みはじめている。マスターはこのあたりの祭りの面倒を見ているそうで、今年作った祭り用の手ぬぐいや扇子をプレゼントしてくれたりして、閉店時間過ぎても付き合ってくれてました。

 ホテルに戻って、部屋で顔だけ洗う。2時前には布団に潜り込む。明日は8時30分出発。



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