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「沖縄」イタリア編

 

ポンペイ風景 ンペイのホームに降りて、入り口まで階段を上っていくと、駅員さんが私たちが最後なのを確認して、いきなり戸締まりを始める。ほんとに小さな駅なの。ロビーには大きな茶色の犬が寝そべっている。駅員の飼い犬かと思ったら、戸締まりを始めたおじさんが、その犬を追い出している。サインペンで今の時刻が書いてある紙が掲示板に張り出してある。ほんとに最後の電車だったんだ、とやっと納得。確か、ポンペイの周辺にはこの駅を入れて3つ駅があると書いてあった。別の駅まで歩いてみることにする。ホンと人が歩いていないの。広いポンペイの周囲は柵で囲ってあって、それに沿って延々歩く、歩く。駅で追い出された犬がずっと付いてくる。その犬と一緒に歩く、歩く。小雨が降ったり止んだりしてるしね、なんだかなあ・・・・。さみしいような、おかしいような。

 大きな門の前に着く。ここがポンペイの正門みたいなものなのか。一台の乗用車が止まっている。運転席にいたおじさんが窓を開けて私たちに話しかけている。「今日は閉まっているよ」ご丁寧にありがとう。

 くことに、10頭くらいの犬が次から次に集まってくる。観光客から食べ物をもらっているのだろうか。それも見事に大型犬ばかり。イタリアにきて、「野良犬っていないねえ」と話していたけど、やっぱりいるのだ。でもどの犬も人間に敵意を抱いていないし、おそれも持っていない。いじめられたりすることがないのだろう。

ポンペイ風景 遺跡の中に入れない私たちは未練がましく柵の外からのぞき込む。「シン、ほら、これがポンペイだよ。」「わーい、ポンペイだね。」「嬉しいか?」「うん!」山が好きで、ちょっとでも高いところがあると喜んで走っていく愛すべきシンとの会話。つきあいきれないで先へ先へと歩いていってしまう吉原氏のあとを追って、町中へ向かってさらに歩く。やっともう一つの駅に着く。この路線は大丈夫、運行していた。

ポンペイ風景 ぎの列車まで、まだ時間があるので近くのBAR(バール・・イタリア風喫茶店とでもいいましょうか、立ち飲みが基本です)でケーキとカフェラッテを注文する。このBARというのは至る所にあります。サンドイッチみたいなものとか、Pizzaのカットしたものなど軽食もおいてあります。、私たちは楽屋ではお茶場というのをつくって、いつでもお茶が飲めるようにするのですが、ポットやカップを借りるのに大変な思いをしました。イタリアはお茶を飲むという習慣がないらしく、コーヒーを飲むときは、このバールで立ちのみです。喫茶店に入るときは座ってゆっくりしたいですよね。このバールのケーキはどうもいただけない。なにかね、変な香辛料が使ってあってやたら甘いの。どこにいっても店それぞれの味でおいしかったのが、日本でも一時ブームになったティラミス。これはおいしい! 甘さひかえめで、やわらかさも店によって違います。

 行きの周遊鉄道の方は洗濯物が干してある建物の間を走ったりして庶民的? な感じでしたが、帰りは海沿いを走って帰る国鉄。車窓にへばりついて海を眺めながら、シン君はいきなりイタリア語で「帰れ、ソレントへ」(でしたっけ?)を熱唱。小学校で習ったとか。ほかの乗客の笑いを独り占め。