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「沖縄」イタリア編

 ナポリ風景
ナポリ 卵城

 ポリの中央駅まで戻ってきて、それからまた海まで歩く。方角でいえば、海に太陽が落ちていくはずです。地下鉄五つほどローマにもどるつもりで海沿いを歩いていくことにしました。ナポリというのは治安がとても悪いそうです。手荷物はなるべく持たないようにして歩いた方がいい、とガイドブックには書いてありましたが、ほんとにいましたよ、ひったくり。街の中はしつこいようですがクリスマスです。ほんとにね、人が歩いていないのです。自分の靴音が町中の建物に響きます。後ろからバイクの音がしてきて、別に普段だったらそんなに気にならないエンジン音が妙に気になって・・・・まあ、後で考えたら、そばに来てスピードを上げていたんでしょうね。細い路地のある四つ角にきたところで左肩にかけていたリュックをつかんでバイクは左折。たまたまリュックの紐の長さをいちばん短くして、手をポケットに入れていたおかげでリュックはすっぽぬけずに無事。最初はぶつけられたのかと思ったのですが、若いお兄ちゃんが何度もこちらを振り返りながら走り去っていくのをみてやっと、あれっ? もしかしてひったくり? バイクを2人乗りして、後ろに乗っている奴が荷物をつかむというのが手口らしいのですが、私があった犯人は、運転しながらのひったくりだったので失敗したんでしょうね。向こうから地元の人らしい年輩の女性が歩いてきます。私たちとすれ違うときにさりげなく荷物を持ち替えて警戒しているではないか、「私らは被害者だってば」と心の中で声をかけました。

ナポリ風景 とにかくこのナポリではよく歩きました。さらにこの海沿いを、ひたすら二時間以上は歩いたなあ。しかし同じ日に、やはり私鉄が止まってしまうのを知らないでアッピア旧街道に出かけていった2人組というのがいたんですが、30キロほどを5時間 かけて、歩いてローマまで帰ってきたそうです。上には上がいるようで。

 

ナポリ風景

 になってくるとイオン灯ばかりになってしまうので、闇が濃い感じがします。闇が濃い中を歩き回るのはどきどきします。ローマもそうですが、カラフルなイルミネーションはあまりありません。でも石畳と古いレンガの建物の壁には、人間の皮膚の色も灰色になる「イオン灯のオレンジ」は似合っているような気がします。