4 /23 (月)

Luni 23 Aprilie 2001

天気がいいような悪いような・・・少し肌寒いかな。でもコート着てお店に入ると汗をかく。

電話局へ行って、文化庁へFAXを送る。これで二度目。3ヶ月に一度の報告ということだからもう半年経っちゃったということか・・・はやいなぁっ!

街をふらふらしてTシャツを3枚ほど買う。夏に向けてね。旅気分を盛り上げるためにお弁当でも作って持ってこーかなー、なんて思っていたんだけど、そんな時間もなさそうだ。オレンジとビスケットを買って夜食がわりにすることに・・・

夕方家に戻って、旅の仕度と部屋の片付け。それから熱いお湯に浸かってしばし汗をかく。寝台車だけど、それほど綺麗とは思えないし、お風呂にゆっくり入ることもしばらくなさそうだからね。

8時40分。よっしゃ、完璧!トランバイに乗ろうとして、あっ、お土産入れた鞄忘れた・・・で取りに戻る。停留所は家の目の前だからいいようなものの・・ほんとに忘れっぽい。大丈夫かいなぁ・・・まあ、パスポートと切符だけあれば何とかなるからいいや・・

9時5分頃に駅につく。列車は9時46分発。まだあと40分も時間があるぞい。「やや・・私にしては上出来の余裕ではないかっ!」 常に遅刻ぎりぎりで生きてきた私としては勲章ものである。

お水を買って、マクドナルドでポテトカプチーノを飲んで、さてさて・・・案内された場所は二人用のコンパートメントでどうやら私一人らしい。やはりあまり綺麗とは言い難いけど、一人っきりだし、快適快適。

隣りのコンパートメントのおじさんと目が合ったので、ご挨拶。「煙草は何処で吸えるの?」と聞いたら、おじさんも煙草を吸おうとしていたところだったので、列車と列車の間の通路で一緒にプカプカ・・・どっからきたの? とか何処へ行くの?とか何しに行くの?とか。

そのうち切符係のおばさまがやってきたので、チケットを見せた。そのまま持っていこうとするから、「待って待って」 「ちゃんと返すから大丈夫よ」

サっちゃんからチケットとパスポートを預かられるかもよ、って聞いていたので、心配してたわけじゃないんだけど、おじさんも 「大丈夫!心配要らないよ」 それはわかっているのよぉ、そのことじゃなくてぇ・・帰りのチケットというのが出てこなくて、「27!!」 (帰りの日付なの)と叫ぶ私。帰りのチケットも一緒にはさんであったの。

普通の座席にシーツがかけてあるだけの寝台車

おじ様がバーでビールでも飲まないか?と言ってくれたんだけど、やることあるからといって断る。ホントにやること山積みなんだもん。

コンポートメントの入り口の戸が閉まらなくて、ウンウンうなっていたら、制服を着たお兄ちゃんが通りかかった。

「どうやって閉めるの?」  「えっなに?」
「 だからぁ、どうやるの?」 「何処からきたの」
「ブカレストっ!だからぁ、どうやるの?」 「で、名前は」
「(もう・・・ ) ヨーコ! 私はこの扉を閉めたいの!」 「なぁに?」
「(まったくっ) 私は、この扉を閉めたいので、教えてくださいっ!」
「あーあー、、閉めたいのね」

で力ずくでガッチャン! なんだ、力ずくでいいのか・・「ありがとっ!」 で、そのお酒の匂いのするお兄ちゃんは去っていった。勤務中だろうがっ!もう、完全にからかわれてるよ・・・

隣りは若い女の子の二人連れ。で、きゃっきゃやってる。私は一人、うら寂しいコンパートメントでビスケットをぽりぽりかじりながら、辞書を引いたり、パソコンを取り出して日記をつけたり。でも、節電モードで作業してたら、ディスプレイは暗いし、最小バイオは字も最小。だんだん気持ち悪くなってきた・・・・で、液晶を明るめにしてやってたんだけど、あっという間にバッテリー切れ。こら―ッ 最長5.5時間! ていう謳い文句だったから買ったのに、ちょこっと明るくして使うと1.5時間くらいしか持たん。なんてこったい。

窓の外を眺めても真っ暗で何にも見えない。仕方ないから、早々に寝る体制に入って本を取り出して読み出す。何時頃国境に着くのかなァ・・・しかし、すっごい揺れるのよね。で、うとうとしかかるんだけど・・・おまけにどの駅を通っていくのかも何にも知らない。停車するたびに外を眺めて確認してみるもんだから、やっぱり眠れない。駅名もやっぱりわからない。もちろんアナウンスが流れるわけじゃなし・・・寝過ごしちゃう人とかいないのかなぁ。そうこうしてたら国境に着いちゃった。

頭がボーッとしてたから何時だったか正確に覚えてない。けど、まだ暗かったような気がする。で、制服をきたおじさん二人がやって来る。パスポートを見せて、いくつか質問されて、「ちゃんと30分後に返すから心配要らないよっ」 てなことを言ってまたもやパスポートを持っていっちゃった。で、しばらくしたら返してくれた。それからほどなくして列車が動き出したんだけど、またルーマニア側に戻ったり、また反対側にもどったり、という感じ。いくつか引込み線があるのかな。車両の連結をはずしたりしてる。何をやっているのか確かめる元気もないし、何だか眠いようなだるいよーな感じなので寝ちゃおうかなァと思うんだけど、飛行機が乱気流に入ったのかってくらい、揺れる、揺れる。もぅっ寝れないっ!で、今度は入国。おば様がやってきた。パスポートを見せて質問されて、例の外貨の書類を書けという。あらっ!申請しなくても列車だと持ってきてくれるんだ・・でも、ドルなんて持ってきてないし、ルーマニアレイもたいして持ってないから、それは書かなくてもいいと思ったんだけど、ちょっと不安だったのはパソコン。

えーん、私が外国人だからってんで、英語の書類をくれた・・辞書を持ってるからルーマニア語のほうがまだ意味がわかるのにぃ。おば様がやってきて、今度は荷物チェック。全部出された。で、ちょっとしたトラブルがあったのは、ビタミン剤関係。ピルケースに入れて持ち歩いてたんだけど、「これはなんだ?」ときた。

「ビタミン」 「全部そうなの」 メンドクサイから 「そう」 だって・・・エラスチンとかヒアルロンとか言ったってどうせ解かってもらえないのに決まってるし・・・・で、緑色の粒を指差して、「これは何」 「ビタミン」 「信じられない」 もう〜 「ルーマニア語で何ていうのか知らない。日本ではクロレラ」 で、今度はカプセル状のを指差す。「これは何」 「ビタミン」 「信じられない」 まったくぅ〜!「だからぁ、えーと そうそう、DHA!」 「何、それは」 そんなこといわれたって私だって知らないわよ!まぐろって何て言うのだ?? 「えーっと 魚の目!」 これじゃ意味がわからんか・・・で、結局絵を書いて説明。ここまでさせておいて、「これは、全部持ち込めない」 みたいなことを言い出す。こらっ! ドラッグの疑いアリってことでしょう。「だからぁ! ぜーんぶ、ビタミン剤」 正確には違うけど・・・「問題ないのよっ!」 だって・・日本製だし、結構高いんだもん、ビタミン剤って。没収されたらかなわんし、「もうっ!問題ないの。だったら試してみて!」 「これは認められないわ」 後で調べに来るからテーブルの上に出しておいてってなことを言っておる。

で、お次は手持ち鞄の中を開けさせられた。「これは何?」 「パソコン」 「いくらするの」 ・・・・なんでそんなこと答えなくちゃいけないのだ。あんまり高額だと出国時に没収されちゃったりするかなぁ・・・外貨持ってないって言ったら、じゃあ必要ないわ、ってんで申請書持っていかれちゃったからパソコン持ち込むこと書いてないし・・・とまあ、逡巡した後 「1000ドル」 と適当に言った。外貨も1000ドル以上だと記入の必要があるって聞いてたからなんだけど・・・でも間違えた。「999ドル」以下で答えとかなくちゃいけなかったのか・・・まあ、いいや。帰りのときに見つからないように細工しよ。

で、さっきのビタミン剤であるが、後で調べに来るからって言うから寝ないで待ってたのに、一向にやってきやしない。で、キシナウに着いちゃった。おかげでやっぱり眠れなかった・・・・

駅に着く1時間前くらいに、チケットを持っていった人がやってきて、返してくれながら、キシナウに着くことを教えてくれる。アナウンス代わりかぁ・・・ニ等車とかでもそうなのかなァ。まあ、とにかく無事にキシナウに到〜着!大体予定通りの時間であった。ふぅ〜・・・

 

 

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