2000/12/3 日

Duminica 3 Decembrie

 朝、9時頃、ピアッツァ(市場)を見物に出かけるがまだ、準備中だった。残念。それにしても恐ろしく寒いぞ。これでまだまだとは・・・・・ピアッツァのそばにある喫茶店でモーニングコーヒー。

「地球の歩き方」にはビエルタンまで途中乗り継ぎだが、バスでいけるようなことが書いてあったのだけど、「ない」といわれてしまって、家に泊めてくれた彼女(・・・名前がなかなか覚えられない。)に、「私の車で連れて行ってあげる。ガイド料込みで300,000 lei 」といわれ、OKした。10時半頃宿を出発して、いざ、ビエルタンへ。世界遺産に指定された要塞教会があるのだが、観光シーズンをはずれているからか、人はいない! 

この教会に入るのにはもちろん鍵がいるのだけれど、ちょっと、仕掛けがある。とても大きな鍵なのだけど、これを戸口に差込み回して、戻して、また回す。一回抜いて、今度はさかさまに鍵を差し込みまた回す。てな具合でギギギぃーッと扉を開けて中へ。

いずこも予算がないからか、修復もされずに放って置かれている。絵もいたんだまま。祭壇の後ろに、高さ3メーターほどの、あちこちひどく痛んだままの絵が立てかけてあって、案内の彼女が「あの絵の目を見ながら向こうへ歩いてみろ」という。モナリザと同じでじっとこっちを見ているという技法なのだ。足も同じで、裸足の足の向きが常にこちらを向いている。

宝物を入れておくらしい部屋も入り口の扉はからくり時計のようになっていて、私たちを中へ入れて彼女が外から鍵をかけて動く様子を見せてくれた。扉のまわりを11箇所、鉄の鉤爪が伸びて固定される。「おー、インディー・ジョーンズかカリオストロか」ってかんじ。

彼女にそのまま、シギショアラの駅まで送ってもらう。ブカレストへ戻る途中、ちょっとだけシナイアへ寄っていくことにする。

1時頃の準急の電車でシナイアに4時頃着。恐ろしく電車が混んでいて、座席のチケットはとれなくてずっと立ちっぱなし。最後の1時間くらいは何とか座れた。 あまり、時間がないので少しだけうろうろ。 すぐあたりは暗くなってしまったので景色は良くわからなかったけど、今回は次回のためのロケハンなのでヨシとするのだ。

永いこと並んで、ブカレストまでのチケットを手に入れる。とにかく寒い!!ホームの待合所で時間まで。そろそろか、とホームへ出たが、とにかく寒い!!!風が冷たい。列車が15分遅れというアナウンスが流れたとたん、若者でごった返しているホームはブーイング。

ブカレストまでの電車はさらに混んでいて、またもや立ちっぱなし。車両は全部コンパートメントで通路は2尺くらいしか幅がない。その通路に人がわんさか詰まってる。窓から手や顔が突き出していて、電車が入ってくるその様子は、以前映画で見たアウシュビッツへ向かう人々の映像みたいで・・いやはや・・すごいなぁ。日本の朝の満員電車並でござる。

北駅についてからタクシーでとりあえず我が家へ。北駅からのタクシーは悪名高いことでしられているが・・・やはり、降りる時にトラブル発生。メーターをいじって不当な金額を請求された。自宅から駅まで、タクシーを電話で呼んでいった場合、まあ、20,000 レイ ほどらしい。逆に北駅から自宅まで来ると、50,000 レイで来れればいい方。まずボラれるそうな。こんかいは 90,000 レイ。やられた! 乗るときに交渉したら、「俺の車はちゃんとメーターが着いているから大丈夫だ」てなことを言って、乗ってから細工をする。サッちゃんが乗ってから「おかしい、メーターが上がるのが遅すぎる。おまけに安すぎる!」「えっ、なかなかあがらないってことは、いい運転手さんじゃん」などとのん気な私であったが、請求時は「一桁違うんだ。俺は不当なことはしてない。だって、機械にそう出てるんだもん」ってなことを平気でいっちゃうんだな。お金は払ったけど、怒ったサッちゃん、運転手に、がーっと文句をいって運転手の名前とタクシー会社の名前と電話番号を領収書に書かせてた。運ちゃんはなかなか電話番号を書こうとしなかったんだけど、最後はしぶしぶ書いていた。

本日、東京から急遽ルーマニアに出張になった方がいろいろなものを持ってきてくれて、サッちゃんには納豆のお土産が届いていた。家に寄って持って帰ってもらう。Sさんがご飯を炊いてスープを作っておいてくれたので、納豆とご飯とお豆腐を食べる。本日初めての食事。今日一日何も食べる気がしなくて、煙草も吸ってなかったの。

実をいうと、数日前から体調がおかしかったのだけど、といっても大げさなものではなくておなかが張ってちょっと、痛いってかんじ。よくあることなので、そんなに気にしてなかったんだけど、そのせいで昨晩からおなかがちくちく。今日はそれがひどくなってなんとなく吐き気がしていた。めちゃくちゃ寒かったせいもあるし。おしゃべりの私が口数少なかった。というわけでサッちゃんには心配をかけてしまいました。ごめんね。

昨日泊まった宿は電池を充電しようとしたら、電源に差し込んでも無反応。仕方ないので電池を買おうと思っていたのだけど、その気力も失せていて、本日は一枚も写真を撮れずに終わっちゃった。後日改めてサっちゃんからデータ-をもらってあっぷしますです。

初めてのブカレスト脱出計画はこんな感じで終わったのでした。

 

 

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