2000/12/14 木

Joi 14 Decembrie

本日もブカレストは朝からぱらぱらと小雨が降っとります。

午前中に早起きして出かける予定であった。7時に起きてシャワーを浴びて支度をする。ぐっすり寝ている京子さんを起こすに忍びなく、9時頃まで放っておく。

昨日の予定では10時頃に「農村博物館」へ電車で行く事にしていた。こりゃ、電車で行ったら時間が足りないなと思ったので、空港までの演習がてら、タクシーを使ってみることにした。というわけで保護者なしの初タクシー。

面と向かってならいざ知らず、電話で聞き取るのは今の私にはかなり大変。タクシーナンバーを聞き取れなくて、「お願い、もう一回言って!」

「農村博物館」の中にある住居の扉

「国民の館」以来 Usa (ウーシャ・扉)マニアになってしまった私は、扉を見ると写真を撮っている。

地図を見せて、「凱旋門」で止まってもらって写真だけ撮ってくる。それから「農村博物館」へ。タクシーの中で音楽がかかっていたので、「音楽好きなの?」と聞いたら、それまでむすっとしていた若いタクシーの運転手さんは安心したように、あれこれと話し始めた。あの建物は何だとか、これは何だとか、いろいろガイドのようなこともしてくれた。ルーマニア語で何か一言でいいから声をかけることって大事なのだなぁ。

「農村博物館」というのは、ルーマニアのそれぞれの年代の代表的な建築様式が屋外に設営?されている。かなり広い。ガイドブックによれば、ヨーロッパの中ではその保存状態は評価されているそうな。小雨ぱらぱらの中をぶらぶら。

でもあまり、時間が無いので全部は回りきれなかった。
館内にある、おみやげ物やさんでルーマニアの民族音楽のCDを何枚か買う。帰りは地下鉄で。

これも扉・・・

乗り換え駅の中にあるマクドナルドで朝ごはん兼お昼。空港で食べるという話だったんだけど、どれだけ食べても、三食きちんとお腹がすくらしい京子さんは、マクドナルドを見て我慢ができなかったらしい。「この数日で、お腹が空いているかどうかの状態が顔を見て分かるようになったよ」と大笑い。

家に戻ってきたら、仕事場にいるルミニーツァから電話が入った。

「自分でタクシー会社に電話出きるのか?大丈夫か?」てなかんじ。ほんとにいろんな方にご面倒をおかけしております。

タクシーを呼んで空港へ。市内はとても混んでいて、運転手さんはイライラしている模様。ぶすっとしてるし。そのくせ降りる時に運転手さんにチップを上げたら、急にこれ以上ないという笑顔。荷物を降ろしてくれたりする姿も自発的!で俊敏。「げんきんだなぁ」 帰りはバスで帰ってみようと思っていたので、「バス乗り場はあそこでいいの?」と聞いたら50000レイで行ってくれるという。行きの約4分の1.「でも、飛行機は2時45分だから一時間半以上あるよ。それでも50000?」と聞いたら残念そうにあきらめていた。会社に報告しないで、自分の懐に入るはずだったのかな。一時間以上待っているわけにも行かないだろうからなぁ。別に悪い印象は持たなかった。商売だもの、当たり前の感覚だろう。

税関を通るとき、京子さん、持ってる鞄を全部開けられてた。私達の後ろにいた中国人は、税関の人間と知り合いのように、握手を求めるふりをして賄賂を渡してた。もらう方も心得たもんである。日本人はほとんどチェックを受けないようなのだが、中国人と思われたのかもしれない。

彼女を見送るから中に入っていいか?と聞きたいけど、そんな高度な言葉は知らないから適当に単語を並べて私も税関を通って中へ入っちゃった。

とにかく、無事彼女を飛行機に乗せて一安心。さて、どうやって帰ろう。でも、まあ迷っても気が楽だ。

帰りのバスのチケット売り場がえらい遠いとこにあった。分からずいろんな人に聞きながらうろうろ。とりあえず、チケットを買ってバスに乗る。この何日かはいつも「二枚分のチケット」を買っていたから、どうやら無意識に「ドウア ビレッテ」といっていたらしい。切符をよく見たら2回の回数券だった・・・・・。空港までなんてめったに使わないから無駄になってしまうなぁ。まあ、いっか。

アナウンスなんて流れないから降りる場所を一つ間違えてしまった。まあ、散歩がてら一時間くらいかけて、のんびり帰ろうとてくてく。 家に戻ってきたらさすがに疲れた。メールのチェックをしながら少しうとうと。

夜、ルミママに電話する。京子がとても喜んでいて、もう一度来たいといっていた、というのと、空港からの道筋を報告。なんだか、とっても驚いていて、「よくやった。がんばったわね」てなことを言ってくれている。

そのあと、心配してくれていたSさんがコンスタンツァから電話をくれた。同じように報告。タクシーで帰っていらっしゃいと言っていたのに、バスで帰ってきたので、こちらもえらく驚いていていた。やっぱり、「えらいっ!よく頑張ったね。」てな感じである。この歳にして、「初めてのおつかい」状態だな、こりゃ。幼稚園児と同じレベルなのである。

おもわず苦笑するも、全くその通りなので、私もつい「えらいでしょ。がんばったの」と自慢げ。
京子さんのおかげで、この数日で随分と大人になれたようである。(^^!)/

 

 

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