2 / 19 (月)

Luni 19 Februarie 2001

目が覚めたら3時過ぎ。「ややっ、なぜだぁ・・・」と慌てて起きて必死で支度。15分遅刻でクルスへ行く。入っていったら大笑いされて、私に向かって 「スルペリーザ!」 とドムヌル・ナーフィー。「えっ? なにそれ?」 「サプライズ!」 「あぁー!!」 ちょうど、その単語のエクザンプルをやろうとしていたところに入っていったので、大笑いされたらしい、と納得。 スペルは 「SURPRIZA」 英語の surprised と似てるでしょ。これをローマ字読み。英語とおんなじスペルの単語もたくさんある。目で見たらわかるけど、音で聞いたら 「?????」 というわけで、またもや黒板には 「Yokoは私を驚かす、Yokoはあなたを驚かす、Yokoは彼を・・・・・」で延々・・・。これだから、遅れると・・・

で帰り道スーパーへ寄ってオリーブオイルやらハムやらケチャップやらを買い込む。それと、ここの所凝っているラスク。この、買い込んだ、のがまずかった。両手がふさがっておった!!

帰り道、まだ、明るかったのでチシミジウ公園の中を通って帰ったのだけど、遊んでいる「ほんとに小さな子供」と目があっちゃった。ぴったり横にくっついて付いて来る。来たぞっ・・・参ったなぁ・・・

「日本人?」 「そうよ」
「お金持ってる?」 「持ってないよ」
「知ってる?何とかかんとか」 「なにそれ、あーブルース・リーとジャッキー・チェンのこと?」
「そうそう、ブルース・リー」 「でも、ブルース・リーもジャッキー・チェンも日本人じゃないよ」
「どこの人?」 「中国の人 (あれっ、香港って言った方がいいのかなぁ・・・と考えながら)
「何とかかんとか」 「なに、知らない」
「何とかかんとか(説明しているらしい) 2000レイ頂戴」 「2000レイ? 何でっ?」
「教えてあげたから」

教えてあげたのは私だっ!と思ったあたりで、左のポケットにスルッと何かが抜ける感触が。携帯が入っていたんだけど、迂闊であった。チャックが空いていた。いつもポケットに手を突っ込んで歩いてる。おまけにその手のものはポケットに入れてない、たまたま。左の手で買い物袋を下げているから、大人の目線だったらそんなに目立たない。でも相手は私の腰よりも小さな子供。でも、抜いた瞬間の感触で気がついたから、子供と目が合った。おかしなことに、お互い一瞬ニヤッとした。その瞬間、子供も私も走り出す。<なめるなよっ! 大人が幼稚園児にスラれるわけにはいかんのだっ!> などと思いつつ、買い物袋をぶら下げたまま、子供に向かってダッシュをかける。10メートルも走らないうちに、子供が携帯を投げ捨てた。携帯を拾ってから、こっちを見ている子供に向かって、もう一回ダッシュをかけて追い払う。まだ、こっちを見ているようだったけど、取り返したし、どうでもよくなっちゃって後はもう放っといて、てくてく。

しかし、なんですなぁ。こういうことがあるのも、当たり前という気がしてしまって、驚きもしなくなってしまった自分にも不思議な気がするけど、こんな小さいうちから当たり前のように、盗むための会話と間合いを自然と覚えてしまうのだろうなぁと、これもまた、不思議な気が・・・それほど、身なりがひどいという風ではなかったのでありますよ。

家に戻って原稿を送る。今回は締め切りを過ぎてしまいました。編集者の方、ごめんなさい。

 

 

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