7 /6 (金)

Vineri 6 Iulie 2001

早朝5時過ぎ、イスタンブール着。ここはどこの停車場なのであろう・・・終点であることは間違いない。でも、大半の乗客たちはバスを降りようとしないでグーグー寝ておる。なぜだ???で、バスの中で近くに座っていたおば様に聞いてみる。どうやら、皆さんトルコまで買い付けにやってきた方々らしい。で、早朝なのでお店もやってないから、9時くらいまでここでこうしているのだそうだ。「ふーん・・・なるほど・・・」

ここは、アクサライという場所らしい。バス会社のおじさんにお願いして荷物を預かってもらう。で、とりあえず海を見ようということで港まで出てみることにする

Sちゃんが多少のトルコリラを持っていたので、とりあえずトランバイのコインを買う。一枚 500,000 TL・・・高いのか安いのかようわからん・・・・で、金角湾のエミノニュ桟橋まで。しかし・・・久しぶりに不思議なエキゾチックな感覚を味わったでござる。早朝のせいか、水に煙ったイスタンブールの街並みはある種幻想的でもありもうした・・・・しばし、コーヒーを飲みながらボケーっと海を眺めていた。しかし、朝だというのに、日差しがきつい・・

さてお次の難問はATM機を探すことである。何せ私はドルをほとんど持ってない。お腹空いてるんだけど、現地通貨一銭もなしでは何も食べられない・・・街中にはおいしそうなお店や屋台がずらずらと並んでいるというのに・・・。

やっと見つけて試してみる。ところで、いくら押せばよいのであろうか・・・トルコはルーマニアよりもインフレが激しい。さらにゼロの数が多いのであるからして、数字に異常に弱い私は気絶寸前である・・・

金角湾をのぞんで・・

対岸は新市街といわれるところ

ATM機の前で計算機片手に悩み続けることしばし・・・1ミリオントルキッシュリラ (,1,000,000 TL ) が100円にあたるらしい、ということが把握できるまでひたすらタバコをすい続けるのであった・・・未だに sell と buy は、どっちを見ればいいのか混乱する。普段両替所なんて利用しないからなぁ・・・。地球の歩き方(昨年度付け)にはおよそ、1円 が 5370 TL ほど、と書いてある・・・倍近くなっているというわけだから、トルコ経済もたいへんだ・・・<という認識で正しいのかしら???>そういえば、ルーマニア語クルスで一緒だったナーフィー氏はトルコ銀行のお偉いさんだったけど、その頃、ルーマニアにあったトルコ系銀行が倒産したというニュースが流れていたっけ。彼のところは大丈夫だったらしいけど。彼は今ごろどうしているのかなぁ・・・

ところで、このATM機はエラーであった。なぜだぁ・・・朝早いからかしらん。あとでもう一度試してみることにする。

お次はイズミルまでどう行くか・・である。船が出ているはずなので、サライブルヌという桟橋までテクテク・・・金曜の夜に週一本だけしか走っていない、というわけで満席であった。残念だ。。船旅がしたかったのに・・ということは、またバスか・・・

地下宮殿(貯水池)の中

魔よけの模様が彫られている柱

再度違うATM機でチャレンジ。やっと現金を手にして朝ごはん。エジプシャンバザールの地下道にあるお店に入ってみる。ひき肉のケバブスープヨーグルトドリンク。しかし・・・このヨーグルトドリンクはお砂糖じゃなくてお塩が入っている・・・ショックだ。

こちらでもスープはチオルバ。ルーマニア語と同じである。値段は60円。食べて飲んで二人合わせて185円・・・食べ物は安いです。おまけにうまいです・・・素敵です・・・

バス会社まで戻って荷物を引き取る。そのままメトロでエセンレルのオトガル(バスターミナル)まで。イスタンブールのオトガルは巨大です。何百社?<いいすぎかしら> もあって、競争も激しい。なので、サービスもよいし、値段も安い。で、パムッカレという会社でイズミルまでのチケットを買う。値段 20.000,000 TL (約2000円かな?) 早朝に着くように時間を合せて深夜12時45分発。荷物を預けてからコーヒー飲んで、再度街中までレッツゴーである。

で、疲れたので公園で休憩していたら、近くの木陰でビールを飲みながら休んでいたおじさんが寄ってきて、話が始まった・・・。<べんべんに書いたので、そちらをご覧くださいませ>

そのあと、まず、地下宮殿とやらにいってみる。ここは本当は宮殿ではなく地下の貯水池。4〜6世紀頃作られたらしい。しかし・・・なんとも巨大な、ゴージャスな水瓶なのであろう・・・昔の人のやることって・・・

ここの中にも喫茶店がある。で、そこでお茶休憩。休憩ばっかりだなぁ・・ついでに絵葉書なんぞも買ってみる。

1984年の地下宮殿の大改修の際に発見されたというメドゥーサの首

柱の根っこに一基ずつ横たわっている。しかし、確かに不気味・・・

<見たものを石に変えるという君が石になってどうするのじゃ・・>と心の中でつぶやいていた・・・

夜中まで時間をつぶさなければならない・・・というわけで、かの有名なグランドバザールへ。かの・・・といってもグランドバザールというものが、イスタンブールにある市場の名前だというのは今になるまで知らなかった。日本のデパートの 「パルコ」 で時々やられる、グランドバザールというイベントはここからとったのね・・などと変な感心の仕方をしてしまったでござる。とにかく巨大なバザールでござーる。。。日本語をしゃべる人もたくさんいるし、客呼び込み合戦もすばらしく、皆さん体力がおありになる・・・。まだ、お土産を買う時期でもないので、今日は見物のみ。

エジブシャンバザールの入り口にあるイェニ・ジャミーという寺院の前・・・鳩だらけ

お次はハマム。ハマムとはトルコの蒸し風呂のことである。以前日本ではトルコ風呂があった。今は名前を変えているけど。でも、九州のとある温泉街にはいまだに 「トルコ風呂」 のネオンがある・・・でも、真ん中の 「ル」 はネオンが消えていて 「トコ風呂」 となっている。意識的にそうしたのか、切れたままなのか、切れてちょうどいいやということでそのままなのか、真相は知らない・・・・。

ところで、このハマム。観光客向けなのか、女性のお客さんのための女性のアカスリ師がいるところもある。で、グランドバザールの近くにある比較的安めらしいところで、ハイ・サ・ウンチェルク (レッツ・トライ) !!!

マッサージ、垢すりのフルコースで値段は 14 USドル。 まず、体を温めてから 垢すり。そのあと、石鹸水の桶に大きな綿の袋状の布を浸して、ギューッとしごく。すると細かい泡が大量に出る。それを横たわった人間の体の上にそれこそてんこ盛りに乗っけて、マッサージ。髪の毛も洗ってくれる。しかし・・・ほんとに泡だらけである・・・垢すり師のことをケセジというのだけれど、お店には数人のケセジが待機している。巨大なおば様たちばかりであった・・・・まあ、下着のみのおば様にあれやこれやされるのだけれど・・・たまたまかしら・・私の担当のおば様は日本語をいくつか覚えたらしい・・・で、おば様、鼻歌まじりでマッサージしながら

ケセジさんたら日本語で  「キモチイイ?」

私  ・・・思わず日本語で  「う・・うん・・・」

初めてトルコ風呂に来た私は、初めて日本のトルコ風呂に入った少年のごとく答えてしまい、なんだか倒錯した気分に陥るのであった・・・。

お風呂から上がって絞りたてのオレンジジュースを飲んで一休憩。さっぱりしたところでお夕飯。

料理がたくさん並んでいるお店を見つけて、あれ、これ、と注文。観光地だからか、お店の人はほとんど英語をしゃべる。日本語も達者にしゃべる人もいる。だからあまり困らない・・・はずである。しかし、英語はほとんどといっていいほど喋れない私・・・任せておいてとのたまわっていたSちゃんもどうやら、私以上に怪しい・・気がする・・・無理に英語を話そうとするから混乱するのだっ!と思った私は、ええぃっ!ルーマニア語で通してしまえっ、と決意する。日本語よりは通じるであろう・・とも思ったからである。英語もルーマニア語も私にとっては同じ外国語なのであるからして・・・

トランバイ・メトロと乗り継いでオトガルまで。まだしばらく時間があったので、絵葉書なぞ書きながら時間つぶし・・・出発後夜景を見ながら・・と思ったのも束の間、疲れきっていたらしい私は5分と待たずに爆睡モード。

こうして、トルコ第一日目の夜は更けてゆくのであった・・・。

 

 

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