5 /30 (水)

Miercuri 30 Mai 2001

ユキちゃんは午前中の早い時間に舞台監督と一緒にチェーホフ劇場に打ち合わせにいってきた。帰ってきて開口一番

「えっっらいことになってましたよぉ!ルーマニア語も英語も通じまっせーんっ。スタッフ全員ロシア語っす。」 

この間の下見のときは、劇場支配人はルーマニア語しゃべっとったっすよっ??!!(こっちもおもわずつられる・・) おまけに彼女は明日の仕込みの時間、別口の通訳のために数時間抜けなくちゃいけないし・・・・ということは急遽ロシア語、英語の通訳を探してもらわねばならん。で、我々のグループ担当になってくれているアンドレイにお願いする。ところでこのアンドレイもイオネスコ劇場の俳優さん。みんなこの国では有名な俳優たちである。その彼らが自ら車を運転し、各グループに付き添い、いろんな出来事に対処するために走り回ってる。

というわけで明日の仕込みに関しては

日本語−英語 スズキさん
日本語−ルーマニア語−英語 ユキちゃん
英語−ロシア語 誰か

の3人タッグでやるしかないわけだ・・・・あードアムネっ! たいへんだぁ・・・けどなんとなく、笑える・・・・

イオネスコ劇場へ公式のご挨拶へ行く。この間来た時より改装が進んでおり、かなり綺麗になっていた。床にはじゅうたんが敷いてあるし、壁もちゃんとしているし。
(^^)

レーニンの壁掛けが立てかけてあって、「閉まってあったけど、共産主義が復活したからまた出して飾ってる」と笑ってた。

このあと。ドムヌルSとペトロとユキちゃんとテレビ局へ。

メイク室へ連れてかれた。(げげっ・恐ろしく濃いメイクされて似合わなかったらいやだなぁ・・・でも、まあ、メイクされたことなんかないから (いつも自分でやるからね) たまには、されてみるのもいいっかっ。) で気持ちを切り替えて楽しみに鏡台の前に座る。

ペトロがモスクワ在住時に集めたらしいレーニンのバッチのコレクション

 

チューブのドーランかファンデーションを少し搾り出して色を見てる。おっいよいよ始まるのかぁぁ、と思ったら私の顔をまじまじと見てからファンデーションを拭き取ってゴミ箱へ。やや?? で、テカラないように粉をはたかれただけで終わり。なんでじゅぁあ・・・メイクしても無駄だという判断かぁ???モルドバのメイク技術というのをちょっと見てみようという気になっていたのに残念である。

これもコレクション。たぶん本物・・

ペトロは出演するつもりは無かったようであるが、インタビュアーの女性と顔見知りらしく、「出てよ」 と言われたようだ。で、結局一緒に出演することに。まあ、堅い話ではなくて和やかに日本からのお客さまという感じで会話が進んでいたし、今回はシビウのラジオ局のときとは違って、ペトロも一緒だし、通訳はユキちゃんだし、非常ーに気が楽である。

ところで・・・しかし・・・わたしったら、仕方ないからしっかりと歌を歌ってきたよ。台詞を言うのだけは、お願いっ!勘弁!!である。舞台の上でなら言えるけど、「じゃぁ、お願いしますっ!はいっ、どうぞっっ!!」 と言われて急に顔変えて台詞を喋れるほど厚顔無恥ではないぞよ・・・・シビウのラジオ局でも台詞喋らされて、こっちは冗談っぽい内容でごまかしたけど・・・こっちの人はそういうことを当たり前にやるのかしら。。というか日本でもそういうのってあるよな。見る人は、そういう技術的な部分を見て 「おっ!さすが役者だなぁ」 と喜ぶのであろうか。・・・そういうのって、私はいやだなぁ・・・・っていうか出来ないよ。

チェーホフ劇場劇場まで、車で行く。ウクライナからのグループ。サム・シェパード原作。舞台の周囲には水が張ってあって、大きな鉄のベットのような形をしたものの上で3人の男女の愛が語られる、って感じの芝居。しかし。。。退屈であった。なんで、ウクライナがこういう作品をやるんだろう。これについてもいろいろ述べたいことはあるのだが、

べんべん 連載第17回 「アンゲルス in ヨーロッパ…<キシニョフ国際演劇祭> 参加っ!の巻」

に書いてしまったので そちらをご覧ください。・・・・て、またこれかいっ

そのあと、今度はスペインの芝居を見る。チェーホフ。しかし。。。これもつまらない。。。一幕が終わった休憩時間、外へと続バルコニーに出て行ったらペトロがやってきた。何かいってる。「プレア・ムルトゥ・ヴェキ」 ・・・古すぎるって言いたいのね・・・・私もそう思うけど・・・作品見て選んだんじゃなかったのかしら。よう、わからん。

一幕はオーソドックスにやって、二幕は同じものをスペイン風に?上演するという形らしい。が、とにかく、これ以上見る気はしないので、わたくしはこれで引き上げてホテルへ戻って夕ご飯。

夜はビールとワインをちょびっと飲んで、お休みタイム。今日も今日とてシャワーも浴びずに顔だけあらう。水のシャワーを浴びるほどの気合は残ってない・・・。

 

 

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