18/10/2000

Octombrie 18 Miercuri

朝はすっきりとお目覚め。時差ぼけはないらしい。まあ、西側にくる分にはあまり影響はないです。
天気は曇り、何だか寒いぞ。もう少しあとで着るつもりだったコートを引っ張り出す。うっ、未だに夏気分だったのに、いきなり冬かいっ! まあ、とりあえず慌てて動いてもしかたないし、体調をちゃんと整えてからいろんなことをはじめようかな。しばらくは休養宣言いたしましょう。と自分に言い訳しておいて、ゆっくりシャワーを浴びる。

さて、こちらのお湯事情ですが、これまた私はとても恵まれておりました。熱い豊富なお湯がちゃんと出る。
このあいだ、ブリヤート共和国へ行ったときは公演初日からお湯の供給が止まってしまって、(なんでも、順番に地区ごとにお湯が出なくなるそうで、本番期間中、それにあたっちゃったわけでございます)ものごっつぅ寒い中お水で体を洗ったということもありました。(いや、白塗りメイクで体も白く塗っていたので、いやでも洗わないことには・・) あまりに冷たいし、寒いしで、おかしくなっちゃって同室の女優さんと笑い転げてたけど。

ルーマニアでは暖房費がべらぼうに高いんだそうです。下手すると月収の半分?ほどを暖房費に持っていかれてしまうらしい。テレビのニュースでも「そんなの払えるわけないだろっ!」(もちろんルーマニア語で)と怒っているおじさん、おばさんが映っていました。

地区ごとに供給されたり、アパートメントごとに供給されたりとあるらしいですが、いずれにしろ、暖房費が払えない人が増えてくると、供給がストップされてしまうそうな。なんとまあ。私が借りたアパートメントは一階で重油をたいてスチームを供給している形らしいです。それぞれのお部屋に鉄の、うにゅうにゅっとした形をしたものがあって、その管の中をスチームが通っていく、よく映画とかでみるアレです。私が行った日の夜くらいからうっすら暖房が入り始めたようです。触ってみるとほんのりぬくもりがありました。

 

今日は現地通貨がないので、何も買えないっ! Sさんから家にある食料を適当に食べて生き延びていて、とのおたっし。そういうことなら、と、体がすぐに順応してしまう便利なわたしは、林檎とトマトをかじりながらまず、荷物の整理にとりかかる。スーツケースをタンス代わりにして、窓際に辞書やら地球の歩き方(必需品ですよね)やら、地図やらをならべ、バスルームの棚に化粧品とか(一応女優なもんで・・・・)を並べ・・・・おっ、なんとなくいい感じになってきたぞ、というわけで

私のお部屋。→

2DKでおまけに改装したばかりなので、とてもきれいで快適であります。持ち主であるダニエラさん(彼女はただいま東京在住)の思い入れがあるので、わたしも丁寧に使わせていただくことにします。

 

なんやかや片付けをしていたら、階下の Luminita がピラフとスープを作って持ってきてくれた。ビールを飲みながらそれを食べていたらなんだかおなかいっぱいになっちゃって、出かけるのはやめにした。ワインもビールもジンもツァイカ(こちらの蒸留酒で桃のいい匂いがするけどぜんぜん甘くないお酒・・・forte bine !!)もウィスキーもおいてある。飲みすぎに気をつけよう・・・・

Sさんとママと3人で飲みながらしばし歓談。両替をするために外出。ついでにちょいと一杯というわけで・・・・

大学広場のそばにガラス張りの割と派手めな「プラネットカフェ」というレストランがある。ここなら、女の子一人でも入りやすいということで、連れてきてもらう。

ここはレジで注文してお金を払ってから、レシートを持ってサラダバーとか飲み物コーナーへ行って品物を受け取る。ちょっと面白いシステムです。ビールとサラダを注文する。

東欧で一番大きな演劇祭はシビウという都市で開かれる演劇祭だが、そこのディレクターのキリアック氏と連絡をとることになっていた。「いま電話してみようか?」ということで連絡してみたら、なんと「ちょうどブカレストに来ているから、今から1時間後にここに来るって」だそうだ・・・・・大きくて、エネルギッシュな人でした、いや、はや。彼が始めて、見る見るうちに東欧で一番大きな演劇祭にまでしてしまったらしいですから、その行動力はさすが、ということでしょう。日本からどの劇団を呼ぶか、ということをこれから決めるのです。彼は、いまその資金集めに東奔西走していて、このあと、車でまたシビウまで6時間かけて戻るとのこと。車の運転はさすがに別の人でした。

まあ、ひょんなことでしたが、彼とも会えたのでよかった、よかった。と言ってもいられない状況が片側にあるのですが、それはまあ、おいといて、そのあと家に戻って、また、ツァイカとかビールとか飲んじゃったりして・・・・・・

それでも疲れが溜まっているのか、めちゃくちゃ眠くなって、一気にベットに倒れこむ。朝まで一度も眼が覚めず。

考えたら肝心の両替、忘れた・・・。

 

 

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