31/10/2000

Octombrie 31 Martie

10時半ころ、ルミニーツァからの内線電話で起こされる。しまった・・・寝過ごした。7時に一度起きたんだけど・・・・。
いつものことだが、言っていることを理解するのにとっても時間がかかるのだが、寝起きだとさらに難しい。ママは郵便局でお仕事をしている。なんで今ごろ電話してきたんだろ、??  パケットと言っているようだ。今日はお仕事に行かなかったの? というつもりで、あーぽすとおふぃす・・・んー」とか言ってたら「Da ! Da !」・・・・・あー小包が来てるっていいたいのか! 待ちかねたデジカメのスマートメディアがきたぞっ! と思ってママのお家へ降りていく。借りていた掃除機をえっちらおっちら抱えて入っていくと・・・・????!!!!・・・・アラっ!アラがいる。あれっ ペトロもいる。かれらはモルドバ共和国にある劇場、イオネスコ劇団の主宰者・演出家・俳優のペトロ、その奥さんで女優さんのアラ。

 

ちょうど出発前に彼らが日本に来ていて、ワークショップをやった。わたしは、そのときお会いしたのだった。
彼らは数年前にアンサンブルの自前の劇場「ブレヒトの芝居小屋」で公演をしたことがある。その時の演目「ゴドーを待ちながら」はいろいろな賞を受賞したりして、この劇団はいまや、世界的に注目されている。日本からブカレストに着いて、 Sさんのお友達でもあるので、家に遊びに来たのだ。

私と引き合わせようと思って電話してくれたのだが、理解していなかった私は????「うっ 顔もあらってないし、ジャージだし、トイレにも行きたい・・・」と心の中では思っていたのだけれど、なかなか中座できずに、そのまま・・・・かれらはモルドバへ戻る飛行機に乗るため、あまり長居はできず出発したのだが・・しかし、優れた俳優でもあるペトロの言葉の端はしに、(何を話しているのかは全く理解していないけど)役者じゃのう・・というのを感じます。とても好感の持てる人なの。アラもこれまた、あっけらかんとしていて豪快な感じのする女優さん。8ヶ月になる女の子が家で待ってるから、帰らなくちゃ・・・と笑ってた。

左からペトロ、ルミニーツァ、アラ

 

写真がどうも、ボケちゃうのが気に食わん。これというのもデジカメのメモリーが壊れたのが悪い! しいては原因であるMr.O が悪いっ!ってんで、大至急アップルのデジカメで使えるメモリーカードを探して送れっ!これは至上命令である、とかなんとかむちゃくちゃなことを言って、送ってもらったものは、どうなったのか・・・というと、やはり、先ほどの電話は小包のこともいっていたらしい。DHLというのを私は知らなかったのだが、国際郵便小包で送ると一ヶ月とかかかってしまうらしい。DHLだと、だいたいブカレストまで3,4日で届くとのこと。宅急便ですね。ただ、書類上のことがいろいろあるみたい。送る側も大変だったみたいだが、受け取るほうもこれまた、大変。

私の名前がアンゲルスのYokoという表示のされ方だったらしく、会社と思われている。つまり輸入だ。中身はIC関係だし、値段によっては課税の対象。税関としては少しでも徴収したいらしい。会社だとしたら、受け取るのも大変で、登記簿はどうなっているだの、何だの・・・etc 単純に受け取るだけだと考えていた私は、「なんのこっちゃ?」と戸惑うばかり・・・。さて、この騒動は翌日に持ち越されることになった。

その騒動もとりあえず、一段落したので、HPのアップをしてからバネア氏に逢うためにブランドラ劇場へ出かけていく。
午前中にSさんがアポイントを取ってくれていて、私の要求の概要を説明しておいてくれた。のでわたしはとりあえず行くだけ。稽古場への参加を要求していたのだが、これがまた・・・。「いま予算の関係で稽古が出来ずにいる。テーブル稽古と呼ばれるもの(日本だと読み稽古といいますが)はやっているのだが、これは私も入ることが出来ない。」 日本ではそんなことはない、というと「理解して欲しい」ということらしい。以前、稽古スケジュールのことを聞いた時も、どうも極秘プロジェクトってな感じで、わりとデリケートな問題らしい。ジェネラルディレクターに確認をしてから・・というようなことも言っていた。 舞台稽古になったらOKということで、それが始まるのが来週の末か再来週。その時になったらまた、連絡をとることにして、今日はとりあえず木曜日に見たいと思っている「リア王」のチケットをもらう。もちろんボックス席。身振り手振りで、通じたかどうかは別にして、今後希望をe-mailで送る旨を伝え・・・・たつもり。自分のアドレスを書いてきたし、まあ送りゃぁ分かってくれるだろ、と軽く考えてブランドラを後にする。

そのまま、街をふらふら。シャンプーは持ってきたけど、コンディショナーを忘れてきていたので化粧品屋さんで買い物。53000 lei 。気がついたら、ヴィクトリア広場に出てた。結構歩いちゃったなぁ・・と思っていたら、市場を発見したので、林檎を買ったり、うろうろ。あっスーパーがある、と思って入っていったらラーメンが売っていたりしたので買ってみる。栗好きの私としては、「栗のペースト」なんて売っていると、つい買ってしまったりする。帰って味見をしたら、渋皮の味までする、なんとも素朴なペーストで、なかなかおいしいかったですよ。ただお砂糖が入っているので、何に使おう・・・・。

気がついたらロマーナ広場へ出る。地図をもってないし、あまり見ないので方向と現在地は全く分からん。あーまた迷っちゃった。冬時間になったから暗くなるのが早い。5時半の時点でもう、ネオンの方が目立ってる。まあ、いざとなったら誰かに聞くか・・・そう思いながら悩みながらうろうろ。やっと見覚えのある通りに出る。もう大丈夫ってんで、喫茶店に入ってコーヒーでも飲もう と思ってちょっと高めだけど、一人でも大丈夫そうなところにはいる。以前入ったことあるお店だし。

慣れてきたらいろいろなところに入っちゃうんだろうけど、まだ、どうも。おまけにルーマニアは東欧で唯一のラテン民族。
女性一人だったら声をかけなくてはいけない、と思い込んでいるかのように声をかけて寄ってくる?らしい。
「ようこさんは声かけられた?」とSさんに聞かれたけど、そういえば・・・わたしは、まだそういう目に遭ってない気がする・・・私をみて「日本人か、中国人か 」ともめているらしい小さな声は良く聞くけど。
一度も声は掛けられてない・・・・困るわけじゃないけど、女の人と思われていないのか、すごい殺気を発していて恐ろしくて声が掛けられないのか・・・。

てなわけで、ゆっくり出来そうな喫茶店をえらんで、コーヒー・・・と思ったら Pizza という文字が目に入っちゃったもんだから、頼んじゃった・・節制する気構えはどこに言ってしまったのだろう。おまけにPizzaにはビールじゃない? ってんで大きなピザと生ビールの大ジョッキを一人でペロリと食べながら母上にお手紙を書く。

7時くらいに家に戻ってくる。さすがに疲れた・・・ルミママに電話したら留守だった。あとで分かったことだが、今日は遅番で帰ってくるのが10時頃だったのだそうだ。というわけで午前中に家にいた理由もわかった。

夜はシャンパンとツゥィカを飲みながらルーマニア語のレッスン。お酒を飲んだ方が左脳が麻痺していいらしいですよ。
語学は右脳だそうです。理屈を考えたらしゃべれないということですね。
さすがに眠くて1時半ころダウン。

 

 

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